2013年、世界におけるeスポーツ観戦者数は 7,100万人、賞金総額は 25億円以上にも
※eスポーツを捉えたドキュメンタリー映像。メニューから日本語字幕表示可能
対戦ゲームを競技として捉える“eスポーツ”について、興味深いデータが公開されていたので紹介させて頂く。2013年はeスポーツの中でも、『League of Legends』(以下LoL)や『Dota 2』といったMOBAと呼ばれるジャンルのゲームが爆発的に人気を得ており、大会の観戦者は一千万人単位、賞金額は億を超えるほどに成長してきているとのデータが公開されている。また、アメリカではeスポーツプレイヤーにプロアスリートとしてビザが発行されたことなどが記憶に新しい。
以下、Game*Spark記事中やデータ元のPDFから。
eスポーツの歴史
- 1998年 韓国のネットカフェPC BANにてスタークラフト(RTS)が人気を得る
- 2000年から 韓国と北米でeスポーツが成長
- 2011年 Twitchがスタート
- 2013年 Twitchのユニーク視聴者数が4,500万人にも。アメリカでeスポーツ選手にプロアスリートビサの発行を開始
2013年世界のeスポーツ観戦者数: 7,100万人
- 半数がアメリカから
- LoLシーズン3ワールドチャンピオンシップ: 3,200万人
2013年のeスポーツ賞金総額: 2,500万ドル(約 25億9200万)
- Dota 2『International 2013』: 287万4,831ドル(約 2億9800万)
- LoL『シーズン3ワールドチャンピオンシップ』: 205万ドル(約 2億1000万)
- CoD:BO2『2013年チャンピオンシップ』: 100万ドル(約 1億)
格闘ゲームも「EVO」が2013年、昨年の2倍以上のユニーク視聴者数を得たことなどが触れられている。eスポーツは2014年、2015年も成長していくことが予想されており、いち対戦ゲームファンとしてもこれからに期待していきたい。
また、先日からお伝えしているが、4月6日(日)よりTOKYO MX2(092ch)にてeスポーツ情報&バラエティ番組『eスポーツMaX』がスタートするので、eスポーツに興味をもたれた方はそちらも是非。
※日本円への換算は2014年4月5日時点のもの