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2014年9月29日
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基本プレイ無料についてのカプコン・小野氏の 個人的な 見解。「大きな可能性を感じている」「今回の対談を、“来年にもう一度開いてくれたら”」『椿姫彩菜のゲームの話』より

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 ファミ通.com『椿姫彩菜のゲームの話』にて、格闘ゲームプレイヤーとしても知られる 椿姫彩菜さんと カプコン・小野氏による対談形式で“基本プレイ無料”についてのインタビュー記事が掲載された。以下、気になる箇所の要約

基本プレイ無料格闘ゲーム(※)の登場について

  • 「『我々も何かチャンスがあるのでは?』と思っている。個人的には大きな可能性を感じている」
  • 今回の対談を、“来年にもう一度開いてくれたら”もう少し多くしゃべることができるでしょうね(笑)」(原文ママ)

 ※『鉄拳レボリューション』や『DOA5U基本無料版』、『Killer Instinct』など

どこから収益を得るか

  • 「『無料で行き渡るツールを使って、収益につなげましょう』ということ」
  • 「大規模なビジネスになるほどの“動画配信”と共生できる仕組みを構築できれば。格闘ゲームを使ったビジネスの一例になり得る」
  • 「イベントを開催してチケット代で収益をあげることや、関連グッズを販売するという手法も構築されつつある」

 小野氏は、約一年前の2013年7月のインタビュー(4Gamer)で、格闘ゲームの基本プレイ無料化について「理想の一つだが、企業として開発費を担保できるかまだ見えてこない」といった回答をしていますが、それに比べるとかなり前向きな印象です。「来年に~」というくだりも気になるところ。

 今回、ゲーム内の課金コンテンツの話だけではなくゲーム外でのビジネス展開の構想についても触れられています。動画配信サイトTwitchとカプコンの共同で行われているウル4イベント“カプコンプロツアー”や、ニコニコ生放送の有料大会放送などもその一例かもしれません。

 他の競技性の高い対戦ゲームジャンルでは基本プレイ無料で大きく成功している例もある為、格闘ゲームにおいても今後も注目されていくことは間違いなさそうです。

 インタビュー記事では他にも、「スト5課金システム報道」についてやストクロのジェムシステム、初心者に向けてハードルを下げることの必要性や方法、シーンに貢献してくれているプロゲーマーたちへ還元したいという思いなども語られていますので是非チェックしてみてください。

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ソース:
“椿姫彩菜のゲームの話”第10回 カプコン小野義徳氏に『ストV』課金システムの真相を直撃!? - スーパーコアゲーマーがクリエイターに突撃! 椿姫彩菜のゲームの話
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