ウメハラが考える“格ゲーに必要な能力”は「技術・開発力・反射神経・精神力・記憶力・戦略」
2016年3月19日に放送された『ダイゴ・ザ・ビースTV』にて、プロゲーマー梅原大吾(ウメハラ)選手による格ゲーに必要な能力というかなり踏み込んだ内容の解説が行われていましたのでご紹介。
ウメハラ選手の考える格ゲーに必要な6つの能力
- 技術
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コマンド入力の早さ、正確さ。
- 開発力
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コンボやセットプレイ、強い行動を見つけられる、ゲームの特徴を捉えられる力。
- 反射神経
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技に対する単純な反応だけでなく、早い試合展開にも的確に対応できる能力。
- 精神力
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大会で重要になる精神力の強さ。
- 記憶力
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逆に大会ではあまり機能しないが、連戦・長期戦で「さっきこう来たからこうしよう」と覚えていられる能力。
- 戦略を考える力
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このキャラクターはどういうコンセプトで戦うべきなのか柱・方向性を決められる力。
ウメハラ選手はこれらの中で戦略を考える力が格闘ゲームにおいて最も普遍的で、使いまわせる能力と語っています。
- できるだけ多くの戦略を持っておくことで、勝敗が安定、プレイヤーの幅が広がる。「ここさえ抑えておけば良い」というポイントを決めているから、試合で何があっても平気。
- 逆に「この勝ちパターンしか無い」という人は精神的にも崩れやすく大会でも安定しない。
- どんなにプレイヤーが強くても戦略で負けていたら絶対に勝てない。
- スト5のようにシンプルなゲーム性ほど戦略は重要。
など、戦略を多く持つことこそが勝利への鍵のひとつであることを明かしています。ウメハラ選手が長く様々なタイトルで常にトッププレイヤーとして活躍できる理由はこの戦略にもあるのかもしれません。
スト5 リュウでの戦略例
合わせてストリートファイター5におけるリュウの戦略例も公開されていますので是非参考にしてみてください。
その1「クリティカルアーツで倒す」
リュウはゲージを使わずに火力(高いコンボダメージ)が出せることから、クリティカルアーツにEXゲージを回す戦略。いかにクリティカルアーツで倒せるギリギリの体力を作るかを意識。
- 長所
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・EXゲージを使うこと=相手を絶対に倒すことに繋がる。
・そのラウンドを負けても、次のラウンドをEXゲージ最大で始められる。
・最後の0ドットの削り合いに付き合わなくて済む。ガードや被ダメージでも増加してしまう相手のVゲージを抑え、2回目のVトリガーを使われづらくなる。 - 短所
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・勝った次のラウンドはゲージ0スタート。
・倒せる所までゲージを使わないから、ゲージ効率が悪くなる。
実際にクリティカルアーツでKOしている試合(2時間42分辺りから)
その2「端に追い込む」
端で投げや気絶(スタン)を狙う。EX技など、端に追い込む為には何をしても良い。コンボで昇龍拳は使わず、裏回る大竜巻ではなく中竜巻に。戦略が崩れないように徹底。
- 長所
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・EXゲージを自由に使える為、EXゲージの効率が良い。
・(端に行った時)火力を出しやすい。投げを決めやすい。 - 短所
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・前に出ることにリスクがある。
・端に追い込めなければ悲惨な負け方になる。
その3「波動拳を軸にした立ち回り」
波動拳を軸にした立ち回りで体力を削り、相手に攻めさせて勝つオーソドックスな戦法。波動拳の打ち方は下手で良い。何をやっても良いが、自分が端に追い込まれるのだけは絶対に避ける。
定期放送『ダイゴ・ザ・ビースTV(Daigo the BeasTV)』
- 放送URL
- 録画
- 公式サイト
- その他
ストリートファイターV
- 対応機種
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PS4/PC
- 発売日
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発売中
- 価格
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PS4通常版(ディスク版) 7,990円+税
PS4通常版(ダウンロード版) 7,398円+税
PS4 HOT!パッケージ版 8,990円+税
PS4 イーカプコン限定版 Valuable Edition 11,990円+税
PS4 イーカプコン限定版 Volcanic Edition 12,990円+税
PCダウンロード版 7,398円+税 - メーカー
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自分の中でポイントを決めて取り組むというのは格闘ゲーム以外にも使える考え方ではないでしょうか