『DBFZ』かめはめ波キャンセルバニッシュムーブに、Zリフレクトからの確定反撃をやってみた
まずはこちらの動画をご覧ください:
これはベルギーで2018年4月7日・8日に行われた格闘ゲーム大会「Brussels Challenge Major Edition」の『ドラゴンボールファイターズ』部門より、ウィナーズセミファイナル「スウェーデン・Leffen vs 日本・GO1」の試合のワンシーン。アメリカのSonicFox選手を破り世界が注目するGO1選手と、そのGO1選手が次に戦いたい相手として名前を挙げていたLeffen選手によるトーナメント初戦としても注目を集めた一戦でした。大会結果についてはこちらを参照してください。
動画はかめはめ波キャンセルバニッシュムーブを繰り出したLeffenセルが、Zリフレクトからの確定反撃をもらってKOしたというシーンです。気功波やワープといった、これぞドラゴンボールという激しい攻防で、その時は何が起きているのか分からず、まさにヤムチャ視点という状態だったので、どうなっているのか調べてみました。
尚、きちんとした攻略というわけでなく、あくまで勉強がてらと最近格ゲーに触れていない鬱憤晴らしの記事ですのでご了承ください。
先に予備知識を2つほど。
(予備知識1)相手背後へワープするバニッシュムーブはガードされても有利
相手の背後へワープして攻撃するバニッシュムーブは、1ゲージ消費するものの、地上・空中問わず相手の背後にワープ、相手に逆ガードを強制し、さらにはガードされても有利(※)となる強力な共通システム。また、コンボとしてバニッシュムーブを決めた場合はコンボを続けることができるため、例の「かめはめ波キャンセルバニッシュムーブ」は遠目からの有効な連携となっている。 ※正確には着地硬直がキャンセルできる分、2フレ有利とのこと。
(予備知識2)単発のバニッシュムーブにZリフレクトしても魔閃光は入らない
手元で確認した限り、単体で出されたバニッシュムーブへZリフレクトを決めても魔閃光は間に合わなかった。画面端などZリフレクト後の距離や発生によっては間に合う技もある。
(本題)かめはめ波キャンセルバニッシュムーブにZリフレクトからの確定反撃
かめはめ波のモーションが見えたら素早くZリフレクトを入力。Zリフレクトは1フレ発生なので、かめはめ波が届くまでに入力すれば良い(と言ってもかなりの反応速度が必要)。
Zリフレクトは成功すると、連続する攻撃は自動的に弾いてくれる。
Zリフレクトはバニッシュムーブで完全に裏を取られていてもちゃんと弾くことができる。
Zリフレクトの持続部分で弾いた場合、Zリフレクトの動作は終わっているため、連続攻撃が終わった直後から動くことができる。
ガードしてしまうと不利なバニッシュムーブだが、Zリフレクトの持続で弾くことにより、魔閃光が間に合うほどの有利が取れた。セルのかめはめ波でも同様のことが可能だったので、かなり応用が効きそうなテクニック。
例のシーンに挑戦してみた
コンボレシピは「(Zリフレクト)→魔閃光→バニッシュムーブ→2中5中3強→(ハイジャンプ)J弱J中J弱→(2段ジャンプ)J弱J弱J弱→ベジータ→(着地)力の解放→アルティメットZチェンジ」。できるだけ再現したつもりですが、ベジータさんの後にどうしても左右入れ替わってしまうのは謎のままでした。ベジータは2段ジャンプ後のJ弱2発目と3発目のちょうど間ぐらいに押すと良さそうです。あと動画の最後でステージ破壊したかったのですが、アシストが絡むと(?)ダメなようで壊れてくれませんでした。
※参考サイト:ゴジライン / ドラゴンボールファイターズ user's Wiki*:バニッシュムーブ、Zリフレクト / Kotaku / SHIBUYA GAME
Zリフレクトの発生が1フレからだとしても、当方のような一般的地球人が対戦中に狙えるかと言うと、かなり厳しいラインだったので、サイヤ人専用のテクニックかもしれません。
ドラゴンボールファイターズには原作シーンを再現するバトルシステムが盛り込まれています。今回のようにそれらとプレイヤー技術がリンクした時のかっこよさが凄まじく、今後さらにプレイヤー技術が上がって行った時にどんな対戦光景になるのかも楽しみです。