『鉄拳7』には両者ともに1P側(or2P側)を選択可能な仕組みを検討
アリサとカズヤがお互い画面左スタート、カズヤ側ではステージも通常の反対側が映されている
バンダイナムコゲームス・原田勝弘氏が、来月 2月先行稼働を控える『鉄拳7』について、対戦者が双方とも1P側(もしくは2P側)を選択可能な仕組みの導入も検討していることをツイッターにて明らかにした。
格ゲー史上初『開始位置がどっちも1P側(or 2P側)』実現可能かも。3D格闘の場合単純にゲームカメラを反転させるだけでは問題だらけ、映像信号反転も問題アリ。そこで処理は正位置のまま「レンダリングカメラ」を反転(1基板1筐体の優位性)→http://t.co/EvHRWVTvfp
— Katsuhiro Harada (@Harada_TEKKEN) January 5, 2015
もし実現すれば、現状で言う「1P側 vs 1P側」や「2P側 vs 2P側」が可能になり、得意なサイドでゲームをスタートすることができるようになる。ただし、もちろん対戦中にキャラクター位置が左右入れ替わることもある為(参考)、「常に1P側(or2P側)方向のコマンドで対戦が可能」というわけではないことに注意したい。
何故今までなかったのか(できなかったのか)
- 今までは対戦1セットにつき1基板で処理した映像を2筐体へ分配していた。処理負荷の問題で、2つの異なる映像を1基板では出力できなかった
何故できるようになったのか
- 鉄拳7では2基板になり、それぞれ反対側からの別映像が処理・出力可能になった
- 3D格闘ゲームでは元々360度のステージ映像も用意されている
開始画面の背景がそれぞれ異なるのが新鮮です。左右入れ替わってもカメラが追いかけていけば常に1P側で技が出せるようになる時代も来るのかもしれません。
ただ個人的には「一つの対戦画面を共有している」(=対戦者間に隠された情報が無い公平さ)というのは他の対戦ゲームには少ない格闘ゲームならではの特徴だとも思っていたので少し複雑な気持ちもあります。それ以上のメリットや今までと違った遊び方が生まれることを願います