プロサッカークラブ「東京ヴェルディ」がeスポーツ部門設立を発表
東京ヴェルディ1969フットボールクラブが2016年9月8日、eスポーツ部門の設立を発表しました。
東京ヴェルディ1969フットボールクラブは、Jリーグに加盟するプロサッカークラブ「東京ヴェルディ」の運営会社。eスポーツ部門の立ち上げに向け、JリーグのトップパートナーでもあるEAが手がけるサッカーゲーム『FIFA』の専属プレーヤーの公募を開始しました。
海外のサッカークラブがeスポーツ部門立ち上げた、という話はちらほら聞かれるようになってきましたが、今回のeスポーツ部門設立はJリーグのみならず、日本のプロスポーツ団体においても初めてとのこと。
以下、東京ヴェルディ公式サイトより:
eスポーツ参入の目的
(1)新たなファン・スポンサー獲得に向けて
WEBやゲームを主戦場とするeスポーツを通じて、フットボール部門のみではコミュニケーションが難しいターゲットとの接点とし、新たなファンやスポンサーの獲得を目指します。
また将来的には、eスポーツ部門で得たファンや収益をフットボール部門の強化にも活用することで、総合型スポーツクラブの新たなカタチを創るきっかけとします。(2)海外への活動展開の媒介として
アジアをはじめ、既に大きな市場を持つeスポーツの大会やイベントに参加することで、国内にとどまらず、海外においても新たなクラブのファンやスポンサーの獲得を目指します。
また現在取り組んでいる、フットボール部門の海外進出の媒介としても活用していきます。(3)クラブフィロソフィーの体現方法として
国内では発展途上ではあるeスポーツに進んでチャレンジすることで、『常に野心を抱き続ける』『首都TOKYOから世界と伍して戦えるクラブを目指す』『一流のエンターテイメントを提供する』ことを掲げるクラブフィロソフィーを体現していきます。
新たなファン層の獲得がeスポーツ参入への大きな理由に
参考
プロサッカークラブがeスポーツに理解を示すことは、日本におけるeスポーツ全体にとっても大きな意味を持ちそうです。