ゲーマーを対象にした「CyACゲーマー国勢調査2017春」結果が発表。eスポーツの認知は97%に増加
ゲーム大会サイト・CyACが、2016年12月から2017年1月にかけて行ったアンケート「CyACゲーマー国勢調査2017春」の結果を発表しました。
調査はゲーマーを対象に、利用デバイスやeスポーツに対する意識から、恋人がいる割合まで、多岐にわたる内容となっています。
以下、リリースより:
ゲーム大会サイトCyAC.com (運営: ニチカレ株式会社、代表取締役社長: 小林泰平)はオンライン対戦ゲームを利用しているゲーマーをメインターゲットに、使用しているデバイスや好きなブランド、eスポーツに対する意識を明らかにするインターネット調査を実施いたしました。その結果、昨年の調査と比べ97%ものゲーマーが「eスポーツ」を知っており、79%のゲーマーが「月に1回以上」オンラインでゲーム大会を観戦している事が分かりました。
<調査概要>
調査対象: PC・家庭用ゲーム機のいずれかにてゲームをしているゲーマー
有効回答数: 4459回答
(全回答者のうち、2016年中にPC・家庭用ゲーム機のいずれかでゲームをしたと回答した回答者を有効回答としています。)
調査期間: 2016年12月19日(月)〜2017年1月23日(月)
調査方法: インターネットによるアンケート調査<調査結果トピックス>
1. 97%のゲーマーが「eスポーツ」を知っており、88%が興味を持っている。
2. 79%のゲーマーが「月に1回以上」オンラインでゲーム大会を観戦している。
3. 61%のゲーマーが「応援または注目しているプロゲーミングチーム」を持っている。
4. 43%のゲーマーが、「ほぼ毎日」ゲーム動画配信を視聴している。<調査の要旨>
1. 97%のゲーマーが「eスポーツ」を知っており、88%が興味を持っている。
eスポーツの認知度は97%と昨年度の92%から5ポイントアップ。
興味に関しても昨年度の85%から88%と、昨年比べ、多くのゲーマーが「eスポーツ」に対して、関心を寄せている結果となります。2. 79%のゲーマーが「月に1回以上」オンラインでゲーム大会を観戦している。
月に1回以上大会を観戦するゲーマーは昨年度に比べ75%から79%に上昇。
観戦しないゲーマーは25%から21%に減少し、月に3回以上見るゲーマーが32%から35%と上昇しました。3. 61%のゲーマーが、応援または注目しているプロゲーミングチームを持っている。
昨年度はプロゲーミングチームを応援しているゲーマーが56%と5ポイントアップ。4. 43%のゲーマーが、「ほぼ毎日」ゲーム動画配信を視聴している。
99%の回答者が、月に最低1日はゲーム動画配信を視聴している。昨年度調査もほぼ同じ割合となっています。ゲーム動画配信視聴者の内訳では、「月に1~3日のみ」が減少し、「ほぼ毎日」が39%から43%と4ポイントアップ。動画視聴の頻度が微増傾向にあるかもしれません。
動画配信視聴の主目的は「ゲームスキル向上のための情報収集」であり、自身のスキルアップのために配信視聴をしているゲーマーが多いことがわかった。
よく利用する配信サービスでは昨年度1位の「ニコニコ動画」を抑え、「Twitch」が1位に躍り出ています。本調査ではゲーマーの使用しているデバイスやブランドに対する好意度、入賞回数と恋人の有無に関係など、幅広い分析を行っております。集計結果の一部につきましては、下記アドレスよりご確認いただけます。
CyACゲーマー国勢調査2017 公表集計結果一覧
https://cyac.com/node/133184
ゲーマーがeスポーツを知っているのはもはや当たり前かもしれませんが、さらに9割近くが興味ありというのは凄まじいです。最近では地上波テレビでeスポーツが取り上げられることもあり、ゲーマー自体の増減も気になる所。