『グラブルVS』が、JeSUのeスポーツライセンス認定タイトルに。RAGE入賞者へプロライセンス発行予定
日本eスポーツ連合(以下、JeSU)が2020年4月10日、eスポーツライセンス認定タイトルとして、新たにCygamesの格闘ゲーム『グランブルーファンタジー ヴァーサス』を発表しました。
JeSUは活動内容の一つとして、認定ゲームタイトルのプレイヤーを対象に、JeSUプロライセンスを発行しています。これは主に、国内では法律上難しい場合があるとされる高額賞金大会の実現のために行われている取り組み。JeSUはこのプロライセンス制度について、「無くとも賞金制大会を開くことはできるが、企業側のリスクを減らすことができるもの」と説明しています(※参考:4Gamer)。
尚、同じくCygamesのカードゲーム『シャドウバース』においては、認定タイトルではない状態で賞金総額1億円超の大会も開催されていますが、こちらは基本無料のタイトルで、パッケージ売りの『グランブルーファンタジー ヴァーサス』とは状況がやや異なります。
認定タイトルは、JeSUがIPホルダーの申請に基づき、タイトルの競技性、運営・販売実績、今後の大会予定などを基準に認定。『グランブルーファンタジー ヴァーサス』は2020年2月に発売、3月27日には国内20万セールスを発表、現在格闘ゲームプレイヤーからも多くの支持を受けてプレイされています。
さらに、2020年6月には賞金総額500万円をかけた大会「RAGE GBVS 2020 Summer(仮)」を実施予定。賞金授与対象者となる上位8名に早速プロライセンスが発行されることが明かされています。
現時点でのJeSU eスポーツライセンス認定格闘ゲームタイトル
- ストリートファイター5チャンピオンエディション(カプコン)
- 鉄拳7(バンダイナムコエンターテインメント)
- ブレイブルーセントラルフィクション(アークシステムワークス)
- ギルティギア Xrd REV 2(アークシステムワークス)
- ブレイブルークロスタッグバトル(アークシステムワークス)
- DEAD OR ALIVE 6(コーエーテクモゲームス)
- グランブルーファンタジーヴァーサス(Cygames)
このほか、SNK、セガ、スクウェア・エニックスなど、格闘ゲームメーカーが会員としては既に加盟している場合あり。
世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響で、上記のイベントもおそらく厳しい状況。ですが、やり込みプレイヤーにとっては、その先に待っているであろう大会に向け、このプロライセンスも理由の一つになりそうです。
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