『サムライスピリッツ(2019)』入力遅延は大幅改善か。約4F縮小とのデータが公開に
新作『サムライスピリッツ(2019)』の体験版にて起きていた入力遅延について、大幅な改善が期待できるデータが新たに公開されました。
Samurai Spirits 1.01 version test! The team worked really fast to get this new result! Congrats!
— Loïc *WydD* Petit (@WydD) June 17, 2019
Input lag: 4.01f (67ms, B+ tier)
Stability: 92%
This will be the Day1 patch version. It's faster than most games, so have fun!@SNKPofficial @snk_oda @samuraishodown @krispykaiser pic.twitter.com/1vxr35157D
WydD氏18日公開データ
格闘ゲームはプレイヤーがボタンを押した瞬間から画面に変化が生じるまで、その通り道となるコントローラー、ゲーム機、画面ほか様々な要因が合わさった数フレームの遅れ(入力遅延、インプットラグ)が存在しています。入力遅延は無ければ無いほど特に見てから反応系の行動が取りやすくなり、その変化はゲームプレイに大きく影響するものです。
先日、プロデューサーの小田泰之氏が、体験版にて指摘されていた入力遅延について、「Day1パッチにて対応できるよう準備中」とのツイートを行っていましたが、今回特別にそのDay1パッチバージョン(1.01)にて計測を行ったというWydD氏のツイートによれば、約4フレームの縮小(前回8.0F→今回4.01F)という大幅な改善が示されています。このツイートは小田氏もリツイートしているもの。
一応、当方でも(WydD氏とは違ってかなりアナログな方法で)サムスピ体験版1.00、スト5、鉄拳7、DBFZ、UNIst等での計測をしてみた結果、WydD氏が前回公開したデータと同様、UNIの入力遅延が少なく、サムスピ体験版1.00が特に多いということを確認できています。
他の格闘ゲームに比べて一撃重視のゲーム性からも入力遅延の影響が心配されましたが、今回の発表でその不安はほぼ解消されたと言えそうです。