『スト5』カプコンプロツアー賞金、日本在住選手は海外大会でもJeSUプロライセンスが必要に
現在、世界各地で繰り広げられている『ストリートファイター5』の大会群「カプコンプロツアー2019」。4Gamerが27日、カプコンプロツアーにおける賞金や改造コントローラーの使用について、カプコン・綾野智章氏へのインタビュー記事を公開しました。
カプコンの綾野智章氏に「CAPCOM Pro Tour 2019」における,賞金と改造コントローラ問題への見解を聞く #SFV https://t.co/TdIf6dSK7P pic.twitter.com/OPO7sB90EL
— 4Gamer (@4GamerNews) July 26, 2019
綾野氏はインタビューの中で、カプコンプロツアー2019の賞金について、今後は海外の大会であっても、JeSUプロライセンスを所持していない日本在住プレイヤーに対しての賞金は10万円が限度となる、と明かしています。これはカプコンプロツアーのルールページ(13. 褒賞の欄)にも追記された内容。
新たに海外大会も対象となったのは、これまでカプコンUSAの大会として行われてきたカプコンプロツアーに、2018年からは日本カプコンも関わるようになってきた、という所が大きいようです。
実際にカプコンカップ2018では海外大会にも関わらず、プロライセンスを保有していないももち選手の賞金が本来より少ない10万円になったことで大きな話題となりました(後に、ももち選手は、一方的に減らされたわけではなく、選択肢があった上で受け取らない選択をしたと語っています)。今回これが明文化されたことになります。
対象となるのは、カプコンプロツアーにおけるスーパープレミア大会と地域オープン大会、地域決勝大会、グローバルプレミア大会(EVO 2019のように主催がカプコンではない大会の場合、大会主催者側の賞金は非対象)。
ただし、これまで同様、上位8名に入賞した選手はカプコンからJeSUへ推薦すると明言されているため、選手側にプロライセンスを受け取る意思があれば、ほとんど影響は無さそうです。
そもそものプロライセンスの必要性も気になる所ですが、今回そこまでの言及はありませんでした。
インタビュー記事では賞金の他に、先日のレバーレスコントローラーの件にも触れられていますのであわせてぜひチェックしてみてください。
※7/28:一部修正