新生マッドキャッツが、遂にアーケードスティックを発表。ただし、少し気になる点も
日本時間で12日、マッドキャッツ(Mad Catz)が新たなアーケードスティックをツイッターにて公開しました。
マッドキャッツと言えば、アーケードスティックでは一時期HORIかマッドキャッツかと言うほどだった周辺機器メーカー。ウメハラ選手・ときど選手・マゴ選手らと契約し、日本においてプロ格闘ゲーマー誕生の火付け役にもなりました。
マッドキャッツは2017年3月に倒産を発表。その後、2018年1月、新たな経営陣と共に、香港に拠点を置くMad Catz Globalとして復活していました。ただ、新生マッドキャッツでは、これまでマウスやキーボードが中心でアーケードスティックについては扱ってこなかったため、今回遂にアーケードスティック分野への復活が発表されたことになります。
新しいアーケードスティックの名前は「Mad Catz E.G.O. fightstick」。今年9月の東京ゲームショウでも同名のアーケードスティックがアイ・オー・データ機器より出展されてたのが目撃されていました(※参考:GAME Watch)。ちなみに、東京ゲームショウ後の9月20日付けで、廣瀬無線電機が日本の正規代理店として発表されています。
アーケードスティックについての続報は、2020年1月にアメリカで開催される家電技術見本市・CES 2020にて公開される模様です。
You've asked. You've waited. We've listened.
— MAD CATZ (@MadCatz) December 12, 2019
Introducing the brand new Mad Catz E.G.O. fightstick!
Stepping back into the ring, full force in 2020.
More news and details to come during CES - Stay tuned. pic.twitter.com/WF6VFeKK6X
ただ、気になるのはそのデザイン。ツイートのリプライにもあるように、ボタンの形までほぼ同じデザインのアーケードスティックが既に複数存在しているようで(実際に販売ページも見つけられる)、現時点では、「マッドキャッツの新作アケコン」というよりは、「マッドキャッツ仕様の新アケコン」という印象を受けます。もちろん、今後全くの新型が発表される可能性も考えられるため、アーケードスティックメーカーとしての復活になるのか、続報に注目したい所です。