VF5でモーションデザイナーをやってた人が独立して作った会社だっけか。
何年か前のEVOでも、メイン種目となっているタイトルのうち、4作のエフェクトを
弊社が担当しています！、というようなツィートがあったけどRTは無かったな確か。

エヴァは見てないけど（ドキュメンタリーは見たけど）キャラは多分CGではないから、モーションをそのままキャラに乗せてるわけではないんじゃないかな
あれはあくまでカメラのアングルを決めるための材料を集めてる感じだったから、ちょっと違うかもね

アニメは絵コンテと言って、脳内で浮かんだ映像を絵に（映像のレイアウトに）落とし込む作業があるんだけど
庵野監督は「それでは頭の中の想像の域を超えない（自分で面白いと思えない）」から、実際の役者を使うことで自分の頭の中にないものを様々な画角で撮りながら模索していた
言わば試行錯誤そのものであって、実際に映像をつくる（絵を描く）前段階のもの=プレビズをつくるための作業だった
（プレビズ自体は映像制作ではよくある技法）

一方ゲーム制作では、モーションアクターの動きを3DCGに取り込んで、更にモーションデザイナーがそれに手を加える
これによってゲーム内での迫力や派手さやケレン味が生まれ、ゲームらしくなっていくといった過程

アニメでは最終的にプレビズを元にアニメーターが実際の映像を1からつくるので
手を加えるのではなく参考にする形になるため、その点が違いますね

アニメにもいろんな手法はあって、例えば1930年代のディズニーの白雪姫なんかは、まず実際の役者が実写で映像を撮影して、それをトレースする形でセル画をおこしてた
その際に、アニメらしい動きをそれに演出として加えていったんだよね
この手法はアナログとデジタルの違いはあれど、考え方というか、アプローチの仕方はモーションキャプチャーに非常に近いと思うよ

だから、ゲームだから、アニメだからということより、あそこで庵野がやりたかったことは、って話なだけだと思う

ディズニーがやっていたロトスコープはモーションアクター→モーションデザイナーでやっていくゲーム制作に近いね
日本のアニメ業界は映像業界の中でもとりわけデジタル化が遅れている（遅れていた）ので庵野監督がプレビズを取り入れたのは珍しいって形で紹介されていたんだろうな

キャプチャーするモデルが違う
キャプチャーした後の手付けの仕方が違う
という単純な理由では？
スト5の方がゲーム的というか、人間が普通は出来ない動きが多いから、手付けでモーションつける割合は多そうだね
でも、自分はスト5のモーションも結構いいと思うけどね
全体の7〜8割はそれなりにいいと思ってるけど

キャプチャーしたデータはそのまんまじゃ使えないからモーションを加工しないといけない
加工した人の力量なわけです
だから会社によって差が出ちゃうよね

力量と言うかこの場合は２Dと３Dでの表現方法の違いもあるから一概に比較できるものじゃないと思う
特に２Dは元々嘘の割合が多くてモデルがリアルになるほど出てくる違和感に各社苦戦してるし

ファルケのモーションも設定考えると可愛く見えるじゃん
最後は愛だよ愛

ストリートファイターはまあ比較的物理に沿った動きするけど鉄拳の浮かせコンとか一切意味わからん浮き方するしな