新旧EVO王者が激突。『ソウルキャリバー6』「デコポン vs ゆっとと」10先 結果
2019年11月19日(火)東京 Red Bull Gaming Sphere Tokyoで開催される『ソウルキャリバー6』の長期戦イベント「ソウルキャリバー6 デコポン vs ゆっとと 10試合先取マッチ -Undying Legend-」のメモです。
※11/21更新:結果を記載。
ゆっとと選手(画像右)は、EVO 2019・ソウルキャリバー6部門での優勝も記憶に新しい、「ヴォルド」を使う若きトッププレイヤー。対するデコポン選手(画像左)は、7年前のEVO 2012・ソウルキャリバー5部門にて「ティラ」を操り優勝、現在は“6”の開発側に立場を変えて活躍しているレジェンドプレイヤー。EVO(World)でソウルキャリバーが採用されたのは、2012年の次が2019年のため、ゆっとと選手はデコポン選手に続くEVO王者ということになります。
両名ともトッププレイヤーとして知られているものの、やり込んでいた時期が重なっていなかったため、これまで対決には至らず。それが“6”を舞台に、遂に実現することになります。
おそらく今回限りであろう対決に、「現役トップ vs レジェンド」、そして「プレイヤー vs 開発」のガチバトルとしても注目のイベントになりそうです。
配信先・日程
ソウルキャリバー6 デコポン vs ゆっとと 10試合先取マッチ -Undying Legend- 結果
プレイヤー | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 結果 |
デコポン | 1 | 3 | 3 | 2 | 2 | 1 | 2 | 3 | 1 | 1 | 3 | 0 | 3 | 3 | 3 | 1 | 1 | 7 |
ゆっとと | 3 | 0 | 1 | 3 | 3 | 3 | 3 | 1 | 3 | 3 | 1 | 3 | 0 | 1 | 2 | 3 | 3 | 10 |
録画:YouTube
キャラクターは固定ということのみで各自の使用キャラクターは事前には公表されていませんでしたが、お互いがメインキャラクターと言える、デコポン選手がティラ、ゆっとと選手がヴォルドを選択。
ティラは主に2つのバトルスタイルを行き来する(行き来してしまう)「サイドチェンジ」が特徴的なキャラクター。一方のヴォルドも、背中を向けながらも自在に戦うことができる、お互いトリッキーなキャラクター同士の対決となりました。
放送によれば使用率も低いキャラ同士。しかし、PVで「全部のキャラクターを使って全一になりたい」と話すゆっとと選手と、開発側のデコポン選手ということで、お互い対策に抜かりはなかったことでしょう。
グルーミーサイドやより強力なグルーミーサイド・コーダを目指し、様々な手段でサイドチェンジを狙うデコポン選手に対し、接近戦へ持ち込んだり、本作ではボタン同時押しで即座に出せるようになったクリティカルエッジを使いその隙を与えないゆっとと選手。
試合はゆっとと選手ペースで、7-3と最大4試合差まで開きます。そこからデコポン選手も追い上げ、8-7と1試合差まで追いつく粘りをみせますが、最後はゆっとと選手が2連勝、10-7でゆっとと選手の勝利となりました。
※遂に実現した「ゆっととヴォルド vs デコポンティラ」
※新時代のトッププレイヤー・ゆっとと選手
※開発ではなく完全にプレイヤー顔のレジェンド・デコポン選手
※細かい牽制でティラを自由にさせないゆっととヴォルドも印象的だった
※デコポンティラが壊れる壁を利用したコンボでリングアウトKOまで
開始前はおそらく多くの方が、「現役でやり込んでいるゆっとと選手にプレイヤー代表として勝ってほしい」「でも、デコポン選手がやっぱり強いという所も見たい」という2つの気持ちだったのではないでしょうか。結果として、そのどちらも叶えてくれた戦いになりました。
ただでさえ意見の飛び交いやすいキャラクター調整に燃料を与えることになりかねないイベント。例えば、もしティラというキャラクターへのプレイヤー評価が高かったとしたら、同じ雰囲気にはならなかったでしょう。そして、今回以上の戦う理由を見出すのは簡単なことではないと思いますが、またどこかでデコポン選手の活躍が見られることを期待したいです。
勝てたぁぁ!ってかデコポンさん強すぎ(*´ω`*)もっとやりてぇ...
— ゆっとと@御剣駆逐おじさん (@upipon) November 19, 2019
試合後のゆっとと選手
vsゆっとと10先は7-10で負けました!
— デコポン (@ShiningDecopon) November 19, 2019
欲を言えばもう少し肉薄したかったけど、彼の総合的な上手さが上回ったなぁ。
負けたのは悔しいけど対戦自体はメチャクチャ楽しかったです!センキューゆっとと!
デコポン選手
『キャリバー6』シーズン2開始が11月25日(月)に決定。ヒルダ参戦、新システム、新技、バランス調整ほか https://t.co/tujD7NqeCC pic.twitter.com/jiCoChMSjJ
— 格ゲーチェッカー (@kakuge_checker) November 21, 2019
10先の後に発表されたシーズン2アップデート詳細についてはこちらに別途記事を掲載しました。
大会概要
日程
2019年11月19日(火)
会場
東京 Red Bull Gaming Sphere Tokyo
大会種目(エントリー数)
キャリバー6
大会形式
10先、キャラ固定
現地観戦
入場無料
観戦ガイド・選手情報リンク
PV・告知等
”『ソウルキャリバー6』デコポンvsゆっとと”は11月19日19時開戦。2人の世界王者が世代を超えて激突! https://t.co/w8nA5EP2AG #ソウルキャリバー6 #SOULCALIBURVI #SCVI pic.twitter.com/iV642iD9NJ
— 電撃オンライン (@dengekionline) November 11, 2019
電撃オンラインchで11/19(火)19時頃から『ソウルキャリバー6 デコポンvsゆっとと 10試合先取マッチ -Undying Legend-』を配信予定!Red Bull Gaming Sphere Tokyo で無料観覧もできますので是非足をお運びください!詳細はこちら→https://t.co/A3p7lFKqk2 #SOULCALIBUR #ソウルキャリバー6
— SOULCALIBUR (@soulcalibur) November 11, 2019
関連URL
2012年は、まだトピック記事を書いていない頃というのが悔しいですが、“5”の一年目で、デコポン選手が優勝したEVOや、「キャリバー勢 vs 他ゲー勢」イベントも強く印象に残っています。