LoL格ゲー『Project L』ゲームプレイ映像が公開。「二人 対 二人」のチーム対戦がベースに
Riot Gamesが2023年7月27日、開発中の格闘ゲーム作品「Project L(仮称)」について、最新のゲーム映像を公開、バトルは二人対二人のチーム対戦をベースにしていることを明らかにしました。
公開された映像 ※日本語字幕表示可能
「Project L」は、Riot Gamesの人気MOBAタイトル『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』(通称:LoL)の世界“ルーンテラ”を舞台にした、開発中の格闘ゲーム作品。バトルは、2体のチャンピオンを選択し、メイン・アシストを入れ替えながら戦うタッグチーム形式。技はコマンド入力不要なワンボタン必殺技形式を採用。基本プレイ無料でのリリースを予定しています。
今回、ゲーム全体に関わる部分として、キャラクターのタッグ戦だけでなく、二人がチームとなって戦うデュオプレイをベースにしていることが明らかにされています。プレイヤーはキャラクター1体ずつを操作し、協力して勝利を目指します。「二人 対 二人」だけでなく、「二人 対 一人」や「一人 対 一人」など、従来の格闘ゲームのように一人で2キャラクターを操作することも可能です。
あわせて、「ヒューズシステム」と呼ばれるスタイル選択も明らかに。バトル開始時に、チームを強化するスタイルを選択することができます。アシストを2連続で使用可能となる「ダブルアシスト」など、様々な種類がある模様。
「二人 対 二人」というと、『大乱闘スマッシュブラザーズ』のダブルス戦もそうですが、格闘ゲームでも『ストリートファイター X 鉄拳』を思い出す所。ゲームとしては賛否両論ありましたが、EVO 2012でプレイヤー4人が横に並ぶ姿はとても新鮮に映ったことを覚えています。
“LoLの格ゲー”というだけでも大きな注目を集める本タイトルがもしチーム戦メインの格闘ゲームになるならば、動画で語られた通り本当に「新しい風」を吹き込むことになるでしょうし、競技シーンでなくとも、上級者と初級者のタッグプレイといった妄想も膨らみそうです。
オンライン対戦では「4人分のネットワーク接続」という心配も浮かびますが、進化した現代の技術に加え、開発には、ロールバック方式のネットコードを大きく広めた「GGPO」の作者のトニー・キャノン氏という大きな存在もあり、それも乗り越えてくれるのではと期待してしまいます。
まもなく開催されるEVO 2023では試遊も実施に。さらなる情報公開にも注目となりそうです。
実際の4人対戦の様子
バトル前のアシスト選択
体力ゲージ等UIも公開された
現時点で確認済みのキャラクター
※公式サイト掲載分のみ。ほか、カタリナ、ジンクス、イラオイは過去映像に登場済み。リンク先は本家LoLサイトのチャンピオンページ。
告知等
Play solo or tag in a friend, the choice is yours.
— Riot Games (@riotgames) July 26, 2023
Executive producer @ProtomCannon and game director @Unconkable showcase the duo play system and talk about the evolution of Project L.
Learn More: https://t.co/YRgI1vxg9n pic.twitter.com/OrgJACrGR3