『スト5』ネットコード改善について海外で話題に。カプコンもこれに反応か
カプコン・小野氏が本日2020年1月11日、「既に状況を把握している」と特に宛先の無いツイートを実施。これは、おそらく現在『ストリートファイター5』において、海外を中心に大いに話題となっている「ネットコード」の話題に向けたものとみられます。
※2/21追記:2月19日にネットコードの調整が実施。調整内容が公開されました。
I’ve already grasped the situation.#SFVCE
— Yoshinori Ono (@Yoshi_OnoChin) January 10, 2020
小野氏ツイート
発端は数日前、海外の有志により、『ストリートファイター5』のネットコードを改善しラグによるロールバック(大きなものではワープするような動き)を軽減するPC版用パッチ(Mod)が公開。実際にパッチ有無の違いが分かるほどの比較動画が複数上がっているほか、入力遅延の時のWydD氏によれば、パッチ作者のAltimor氏もパッチ関連では既に知られている人物とのことで、情報の信憑性は高そうです。
ネットコードは、オンライン対戦時にどうやって通信するかというゲーム側の仕組みのこと。日本はオンライン環境については比較的恵まれている方で、そうではない海外では、作品のネットコードの良し悪しによるプレイへの影響が大きく、だからこそ話題になっているという所もありそうです(先日のGGPOの話題も海外からの反響が特に多くありました)。
現時点では、パッチが正しかった、カプコンの対応が決まった、というわけではありませんが、カプコンもIntel World Openで世界規模のオンライン大会を予定していることもあり、この情報に注目していることは間違いありません。
ただし、有志のパッチ自体は改造ネタに分類されるものなので、“導入を試みるなどは一切せず”、今はカプコンからの続報を期待して待つのが良いでしょう。もし調べる場合は、必ず自己責任で。