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2021年1月6日
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2020大晦日、『スト5』TOPANGAコンセプトマッチ結果。ウメハラvsガチくん、ときどvsももち、ほか全4試合

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2020年大晦日に開催される『ストリートファイター5』イベント「TOPANGAコンセプトマッチ2020」のメモです。


※1/1更新:結果を記載。 ※1/6更新:できごと追記(スコア以外の部分)。


TOPANGAコンセプトマッチは、TOPANGAが開催している一対一の長期戦イベント。ここ数年は大晦日の恒例イベントになっており、今年も12月31日開催。試合は「もけ vs りゅうせい」、「マゴ vs ナウマン」、「ときど vs ももち」、「ガチくん vs ウメハラ」の4組み合わせ。

放送は12月31日(木)21時からスタートを予定。

配信先・日程

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配信先・録画

TOPANGAオープンレック

タイムスケジュール(24時間表記)

12月31日(木)21:00 開始予定

TOPANGAコンセプトマッチ2020 結果

もけ(キャミィ) vs りゅうせい(ユリアン) 結果
プレイヤー12345678910111213141516171819結果
○ もけ-------10
× りゅうせい----------7

録画

オープニングマッチから拮抗した戦いに。結果は、もけ選手が10-7で勝利。もけ選手は守りのターンでも、キャノンスパイクや、逆にコンボを狙うキャノンストライクなど、割り切った行動も通す、強気のプレイが見られました。

勝利したもけ選手は、「周りに上手いユリアン使いが多くて、練習でき過ぎているぐらいだった。りゅうせいさんとは中堅層として今後ずっとやって行く仲になると思う」とコメント。年の近いライバル同士として、この先にも続いて行く一戦になりそうです。

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第8ゲームより。キャノンスパイクの隙に、りゅうせいユリアンがエイジスリフレクター生発動からのお手玉コンボでKOまで。

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第14ゲームより。体力ドット、触れれば終わりのエイジスリフレクターを盾に迫るユリアンに対し、もけキャミィが見せた逆転の一手。

マゴ(かりん) vs ナウマン(さくら) 結果
プレイヤー12345678910111213141516171819結果
× ナウマン----------4
○ マゴ----10

録画

前半こそ若手のナウマン選手がリードする流れでしたが、ベテランの意地か、徐々にマゴ選手が地上戦でも押し勝つ展開に。後半にはマゴ選手の7連勝もあり、10-4の大差でマゴ選手の勝利となりました。

EVO Japanのリベンジを果たしたマゴ選手。「自分が昔アールさん(当時24)に言われたように、『これだから最近の若いやつはよ』と言いたかったが、凄く強かったし悔しそうなのでとても言えない」と、抑え気味のコメント。

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第1ゲームより。年初の1月に行われたEVO Japan 2020決勝戦の再戦であることはもちろん、キャラクターとしてもライバル関係にある「さくら vs かりん」、ステージは「さくらステージ」(EVO Japanではリセット後の1ゲーム目にランダムで選択された)と、こだわりの対決になった。

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第5ゲームより。試合全体を通して、置き・差し返し・当てのジリジリとした地上戦対決となった組み合わせ。ここでは、必殺技仕込みの置き技に対して、マゴかりんが歩きガードで暴発を誘うことに成功している。

ときど(ユリアン) vs ももち(セス) 結果
プレイヤー12345678910111213141516171819結果
○ ときど-------10
× ももち----------7

録画

試合は、ももちセスが攻め切れず、溜まったVトリガーで最後に立っているのはときどユリアンという展開も多めでした。終盤、ももち選手も4-9から、7-9まで追い上げる粘りを見せますが、前半5連敗も大きかったか、10-7ときど選手が勝利。

因縁という意味では実質のメインイベントと言える一戦。2013年の第3期TOPANGAリーグA・B入れ替え戦において、ときど選手が6-1という大差から逆転を許した相手がこのももち選手。著書『東大卒プロゲーマー』の中でも、「何かが砕け散った『ももち』戦」と、取り組み方を変えるきっかけとなった大切な試合として語られています。ときど選手は今回も追われる側でしたが、逆転は許さず、しっかりと勝ち切ってみせました。

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第1ゲームより。ユリアンの切り返し技・EXデンジャラスヘッドバットをしゃがみ強Kでスカす対策を見せるももちセス。このレベルになると、このような技相性を調べておくのは当たり前のことなのだろう。

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第9ゲームより。起き上がりのエイジスリフレクター生発動に対し、ももちセスが立ち強P(おそらく)で相打ちを取りつつ、食らい硬直の差を利用してクリティカルアーツを繋ぐコンボ。エイジスリフレクター発動を見てからでも間に合い、直接のクリティカルアーツよりもダメージが増すようだ。

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第11ゲームより。ももちセスがアナイアレイトソードで対空のタイミングをずらしてダメージを取るようになると、今度はときどユリアンがその着地に技をあわせて反撃を狙う。

ガチくん(ラシード) vs ウメハラ(ガイル) 結果
プレイヤー12345678910111213141516171819結果
× ガチくん----------6
○ ウメハラ------10

録画

カプコンカップ前哨戦は10-6ウメハラ選手が勝利。途中、原因不明のコントローラー不具合により試合が中断する場面もありましたが、コントローラーを交換して後半は問題がなかったと説明されています。

長期戦での強さに定評のあるウメハラ選手ですが、今回はイメージトレーニングという新たな取り組み方に挑戦しての勝利と、さらなる進化を遂げている様子。ガチくん選手も敗れはしたものの、二人にはまだ2月にカプコンカップという大舞台が残っているため、引き続き注目です。

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第3ゲームより。EXワールウインド・ショットで画面端の固め継続を狙うガチくんラシードだが、EXサマーソルトキックや前ジャンプで凌ぐウメハラガイル。試合を通して、ラシードの稼ぎどころだろう画面端に居る時間が少なかった。

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試合後インタビューより。ウメハラは、「情勢もあり、今までとは違う、頭の中で攻略したものを試合で出すという初めての取り組み方になった。実戦をあまりやらない代わりに、他人の試合の動画を見ながら、『俺ならこうする』と考えながら手を動かして練習した。それが生きた。」と、イメージトレーニングがこの結果を生み出したことを語った。

大会経過

もけ vs りゅうせい

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もけが25歳、りゅうせいが26歳の次世代プレイヤー対決。

マゴ vs ナウマン

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今年1月に行われたEVO Japan 2020決勝戦の再戦。EVO Japan 2020はナウマンが優勝している。

ときど vs ももち

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告知動画のシーンはおそらく2013年の第3期TOPANGAリーグA・B入れ替え戦時のもの。この時、ときどはももちにA昇格を阻止された形。その後2014年から2016年まではTOPANGA TVのレギュラーとして共演していた仲でもある。

ガチくん vs ウメハラ

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Red Bull所属同士の対決であることはもちろん、今年のカプコンプロツアーオンライン2020において、特にアジア勢には段違いに狭き門となったカプコンカップへの出場を決めた二人による前哨戦。

大会概要

日程

2020年12月31日(木)

会場

オフライン

大会種目(エントリー数)

スト5

大会形式

10先、キャラクターは事前申告制の固定

イベント関係者(一部)
  • 主催:TOPANGA
観戦ガイド・選手情報リンク

※2016年以降分のみ。

PV・告知等

関連URL

※その他参考:TOPANGA TV 12/23放送回

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ソース:
TOPANGA
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