“かげっち”こと影澤氏が副社長就任へ。NTTがeスポーツ新会社「NTTe-Sports」設立を発表
NTT東日本(東日本電信電話)が2020年1月21日、NTTe-Sports設立記者会見を実施。NTT東日本、エヌ・ティ・ティ・アド(NTTアド)、西日本電信電話(NTT西日本)、NTTアーバンソリューションズ、スカパーJSAT、タイトーが共同出資を行い、eスポーツに関する新会社「株式会社NTTe-Sports」を2020年1月31日に設立予定であることを発表した。
NTTe-Sportsは主な事業内容として、eスポーツにおけるICTを活用した設備の構築・運用、サポート(教育)事業、プラットフォーム運営、イベントソリューションおよび街の活性化コンサル等の提供を掲げている。
具体的な内容として、eスポーツ施設を秋葉原UDXに開設、タイトーのアーケード全国大会「闘神祭2020」の共催、サードウェーブと連携し教育機関に対するeスポーツの浸透を推進することなどを明らかにした。
格闘ゲーマーとしての注目は、NTTe-Sportsの副社長に就任予定のNTT東日本・影澤潤一氏である。影澤氏は格闘ゲーム界において、イベント運営やその実況を行う“かげっち”という名で知られる人物。最近では、影澤氏が秋葉原e-sports SQUAREで定期的に開催している『ストリートファイター5』の対戦会「Fighter's Crossover -AKIBA-」が、プロ・アマ問わず参加する人気のイベントとなっている。
趣味で行ってきたそれらの活動が会社にも知られることになった際、“ゲーミング身バレ”と冗談めかしていた影澤氏だが、それどころの話ではなくなったようだ。NTTe-Sportsは、企業の大きさはもちろん、影澤氏の存在により、格闘ゲーマー的にも最注目の企業の一つとなりそうだ。
NTTとタイトーという組み合わせからは、やや苦戦している模様の店舗間通信対戦も連想されるが、アーケードに限らず、eスポーツには欠かせないオンライン対戦まわりがさらに快適になることも期待したい。
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