2020年7月4日から8月2日にかけてオンラインで開催される格闘ゲーム大会「EVO Online(EVOオンライン)」のメモです。
※7/3更新:EVOオンラインの実施中止が発表されました。詳しくはこちらから。
EVO(World)は、毎年夏にアメリカ ラスベガスで開催されている世界最大級の格闘ゲーム大会。ですが、今年は世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響によりオフラインでの開催が中止、EVO Onlineはその代わりに行われるイベント。
EVO Onlineは2020年7月の第1週から第5週の各週末に、オープンなオンライン大会と、スペシャルエキシビション等を実施。
EVO 2020のメイン種目予定だった(発表順)『鉄拳7』、『ストリートファイター5チャンピオンエディション』、『ドラゴンボールファイターズ』、『サムライスピリッツ(2019)』、『グランブルーファンタジーヴァーサス』、『ソウルキャリバー6』、『アンダーナイトインヴァースエクセレイトクレア』、『MARVEL VS. CAPCOM 2: New Age of Heroes』は、エキシビションマッチ等が予定されています。
※スマブラSPのみ、元のラインナップから消えていますが、詳細未確認。MVC2もロゴのみ消えているため、種目が異なる可能性あり。
オープンなオンライン大会はEVO 2020メイン種目とは異なる、『Mortal Kombat 11: Aftermath』、『Killer Instinct』、『Them's Fightin' Herds』、『Skullgirls 2nd Encore』の4種目を予定。
トーナメントは北米、欧州、日本&韓国の3地域別で実施。日本&韓国地域に関しては、Mortal Kombat 11が未発売のため、Mortal Kombat 11部門の実施無し。
オンライン大会の登録は、smash.ggから、日本時間6月29日(月)昼12時まで。要ディスコードアカウント。
※以下のスケジュールは発表ツイートに、現地時間の時差をあてはめたもの。公式発表が確認できるまでは要確認で。
・第1週末
7月4日(土) 10:00 TFH 日韓 1日目・プール
7月4日(土) 23:00 TFH 欧州 1日目・プール
7月5日(日) 02:00 TFH 北米 1日目・プール
7月5日(日) 10:00 TFH 日韓 2日目
7月5日(日) 23:00 TFH 欧州 2日目
7月6日(月) 02:00 TFH 北米 2日目
・第2週末
7月11日(土) 10:00 スカルガ 日韓 1日目・プール
7月11日(土) 23:00 スカルガ 欧州 1日目・プール
7月12日(日) 02:00 スカルガ 北米 1日目・プール
7月12日(日) 10:00 スカルガ 日韓 2日目
7月12日(日) 23:00 スカルガ 欧州 2日目
7月13日(月) 02:00 スカルガ 北米 2日目
・第3週末
7月18日(土) 10:00 キライン 日韓 1日目・プール
7月18日(土) 23:00 キライン 欧州 1日目・プール
7月19日(日) 02:00 キライン 北米 1日目・プール
7月19日(日) 10:00 キライン 日韓 2日目
7月19日(日) 23:00 キライン 欧州 2日目
7月20日(月) 02:00 キライン 北米 2日目
・第4週末
7月25日(土) 23:00 モーコン11 欧州 1日目・プール
7月26日(日) 02:00 モーコン11 北米 1日目・プール
7月26日(日) 23:00 モーコン11 欧州 2日目
7月27日(月) 02:00 モーコン11 北米 2日目
・第5週末
第5週末 時間未確認 エキシビション
7月31日(金)時間未確認 各決勝
8月1日(土)時間未確認 各決勝
8月2日(日)時間未確認 各決勝
2020年7月4日(土)から8月2日(日)
オンライン
※日韓地域はモーコン実施無し。スマブラSPのみ、元のラインナップから消えていますが、詳細未確認。MVC2もロゴのみ消えているため、種目が異なる可能性あり。
smash.ggから、日本時間6月29日昼12時まで(締切日はsmash.gg記載のもの)。要ディスコードアカウント。
※参加選手は大会前に改めて確認します。
オンライン大会の種目選出については、おそらくネットコードによるもの。ネットコードは、対戦相手とどうやって通信するかというゲーム側の仕組みで、有名な所では、入力を遅延させるディレイ方式や、先読みで描画することで遅延を感じにくくするロールバック方式(代わりに遡っての処理=ワープのような現象が発生する場合がある)、それらをあわせたものがあります。
EVO 2020のメイン種目を占めていた日本製のゲームの多くがディレイ方式なのに対し、オンライン大会の種目はロールバック方式を採用している作品。日本はオンライン環境については比較的恵まれている方でネットコードの話題はあまり多くありませんが、そうではない海外においては、ロールバック方式を望む声が非常に大きくなっており、このEVOによる選出はメーカーへのメッセージ性も強いものとなりそうです。