格闘ゲーム2025年できごと&2026年予定

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
2026年1月1日
格ゲーチェッカー
2025年末時点で、格闘ゲームについて、格ゲーチェッカー目線から見た2025年に起きたできごとと、2026年に予定されていることのまとめです。
今年印象に残ったできごとや、来年期待していることなどがあれば、ぜひコメント欄で教えてください。
※かなり駆け足で選択しているので、大きなものが抜けていたりするかもしれませんがご容赦ください。内容を絞るため、新キャラ関連は一部のみとし、大会は世界決勝規模を中心に、ストリーマーイベントは記事注目度やコメント数などを基準に選びました。
2025年のできごと
2025年1月
ときどが日本eスポーツアワードのMVPを受賞
受賞したすべてのジャンルのプレイヤーの中から選ばれる、その年の最も名誉のある賞「年間最優秀eスポーツプレイヤー賞(MVP)」を、格闘ゲームのときどが受賞。
2025年2月
RFNが初のオフ開催
人気のストリーマーイベントの一つ「Reject Fight Night(RFN)」が、新宿住友ビル 三角広場を会場に、初めてオフラインで開催された。
はやおがEVOアワード4部門で受賞
はやおはEVO 2024のスト3部門に出場し、ゲーム内外のパフォーマンスで大会を大きく盛り上げた。
ルール変化もみられたCRカップ
試合順は任意、2先→3先へ。ストリーマーたちの成長も加味したものだろう、ルールにも変化がみられた。
SFL2024はG8Sが優勝
決勝戦はREJECT vs Good 8 Squad。本節ポイント最多のLesharを、カワノが大将戦2試合連続で破り、Good 8 Squadを優勝に導いた。
2025年3月
CCは翔が優勝、SFLワールドはG8Sが制覇
カプコンカップは日本の翔が見事優勝し、優勝賞金100万ドル(約1億4千万円)を獲得。SFLワールドは、US代表のトリプルキンバリーの奇策にも打ち勝ち、JP代表のGood 8 Squadが世界を制した。
海を越えるストリーマー対決
ストリーマーイベントはさらに範囲を広げ、日米のストリーマー同士の対決も実現した。
DBFZWTはHikariが優勝、世界大会3連覇
DBFZワールドツアーはアメリカのHikariが優勝し、世界規模大会を3連覇。 当初は1月の開催予定だったが、ロサンゼルスの山火事の影響で延期されていた。
有名IPも参戦するロボ格ゲー、アイアンサーガVS発売
原作のアイアンサーガ同様、マジンガーZやダンクーガ、ゲッターロボなど、人気作品からのコラボ機体も多数登場する完全新作格ゲーが登場。
AWTはGG・RedDitto、GB・とろろ、UNI・せなる
アーク関連作品の世界大会。 GGSTはアメリカのラムレザル使いRedDitto、GBVSRは日本のとろろ、UNI2は日本のせなるがそれぞれ制した。
一派単位のストリーマー対決
ストリーマー・プロ間の師弟関係も日々拡大し、“ハイタニ一門”や“ガイル村”をはじめとする一派同士の戦いも生まれた。
ぶいすぽのグループイベントでスト6対決
人気Vtuberグループ・ぶいすぽのオフイベントで、プロとぶいすぽメンバーのスト6対決が繰り広げられた。
格ゲー初のV最
人気Vtuberイベントの一つ「V最」が、格ゲーでは初開催に。 スクリムから大きな盛り上がりがみられた。
2025年4月
GGアニメ放送
4月から5月にかけて、全8話のTVアニメが放送。 アニメオリジナルキャラクターの「ユニカ」が、GGST本編にも参戦した。
RB組手10周年
スト4時代にスタートしたRed Bull Kumiteが10周年。 物語形式の特別な予告映像・演出も用意された。 大会はBig Birdが連覇。
実在著名人も参戦、約26年ぶりの餓狼最新作
前作“MOW”から約26年ぶりの最新作『餓狼伝説 City of the Wolves』が登場。 新キャラとしてサッカー選手「クリスティアーノ・ロナウド」、DJ「サルバトーレ・ガナッチ」ら、実在の著名人がプレイヤーキャラクターとして参戦したことも大きな話題を呼んだ。 年末にThe Game Awards 2025のファイティングゲーム部門を受賞。
2025年5月
EVOJ、参加者数をさらに更新
全体のユニーク参加者数は約8,700名で記録を更新。 スト6部門は約6,600名でEVO全体でも歴代2位の参加者数に。 スト6はMenaRDが連覇、鉄拳8はKneeがEVOイベント4度目の優勝、など。 VFとスト3はEVOでは珍しいチーム戦で行われた。 餓狼CotWのプレイアブルキャラクター「ガナッチ」本人もEVOJ会場に姿を見せ注目を集めた。
獅白杯は勝ち上がり式採用
配信者公募枠ありでおなじみの獅白杯。 ランク別のトーナメントはこれまで同様だが、各ランク優勝者が上位ランクトーナメントへ参加する勝ち上がり式を採用し、戦いに新たな緊張感を生んだ。
2025年6月
スイッチ2発売
人気ゲーム機・Nintendo Switchの後継機が発売。 抽選販売により、その当落通知がSNSでも一つのイベントになった。 格ゲーもスト6がローンチタイトルとして同日発売された。
ストリーマーとキャラの使い手がタッグに
ストリーマー・プロの枠を越え、そのキャラクターの使い手の1位とストリーマーが組む、また新たなイベントが誕生。 オフラインで行われたオープントーナメントの予選には約1,000名が参加。
高木がプロ転向
ストリーマーとプロの交流も進む中、ストリーマーの中でも実力派の高木がプロへ転向する、というまさかの動きがあった。 高木はストリートファイターリーグに出場し、個人成績3勝4敗と、話題だけではない結果を残した。
2025年7月
トパチャンはふ~どが優勝
ふ~どはスト4・スト5・スト6の3シリーズで、TOPANGAチャンピオンシップ/リーグを制覇。
EWC餓狼はGO1が優勝
GO1がXiaohaiとの決勝戦を制して優勝し、賞金30万ドル(約4300万円)を獲得。
ハンター×ハンター格ゲー発売
人気漫画『ハンター×ハンター』原作の完全新作チームバトル格ゲーが発売。 MVC3やDNFDの開発でも知られるエイティングが開発を担当。
2025年8月
EVOラスベガス開催、餓狼はシリーズ初メイン
スト6はMenaRDが優勝し、CC・EVO・EVOJの3つのビッグタイトルを制覇。 鉄拳8はArslan AshがEVOイベント6回目の優勝。 EVO餓狼初代王者は日本のGO1に。
サガット参戦直後のRFN6
サガット参戦直後に行われたRFN。かずのこがサガットで参戦した。
EWC鉄拳はUlsanが連覇
EWC鉄拳は上位を韓国勢が独占、前年王者のUlsanが連覇を果たした。
GGシリーズ初ゲストキャラ
GGSTにアニメ作品『サイバーパンク: エッジランナーズ』から「ルーシー」が参戦。 ギルティギアシリーズとして初のゲストキャラクターとなった。
ソニーがEVOを売却
2021年の買収からは約4年、ソニー(SIE)がインドに本社を置くNODWIN Gamingに株式を売却した。 EVOイベントへの影響はこれからの注目ポイントとなりそうだ。
EWCスト6はXiaohaiが連覇
Xiaohaiは今年のEWC、餓狼部門で準優勝、スト6部門で優勝という作品をまたぐ大活躍だった。
2025年9月
ストリーマー主催トーナメントも盛況
常闇トワ主催の「常闇祭」では、3on3チーム戦に応募が1,000チーム3,000名にものぼった。 常闇祭以外にも、甘結もかの「もかCUP」、因幡はねるの「ねるねるCUP」など、ストリーマー個人主催のオープントーナメントもいくつか開催されて盛況となった。
2025年10月
LoL格ゲー・2XKO、アーリーアクセス開始
原作LoLの知名度や、基本プレイ無料、デュオプレイによる協力要素など、従来の格ゲーとは枠組みの異なる格ゲー作品が登場した。
初の欧州開催、EVOフランス
EVO、EVOジャパンに続いて、欧州でEVOが初開催に。スト6はLeshar優勝。鉄拳8ではArslan AshがEVOイベント通算7回目の優勝を果たした。
SF・マクドナルド初コラボ
スト6の盛り上がりを受けてか、大手ファーストフードのマクドナルドとストリートファイターシリーズが初コラボ。 ストリートファイターイメージの特別なハンバーガーが全国で発売された。
翔が選手引退表明
3月にカプコンカップ優勝を果たした翔。 SFLにはZETA DIVISIONから参戦していたが、その途中でまさかの選手引退発表となった。
VFもクロスプレイに
完全新作を控えるバーチャファイター。 現行のVF5REVOにおいて、ロールバック対応・クロスプレイ対応の家庭用版が発売され、オンライン対戦の場が統一された。
14歳のひなおが、CPTプレミア優勝
わずか14歳という若手中の若手のひなおが、中国で開催されたCPTプレミアを優勝し、カプコンカップ出場権を獲得した。 スト6においてはBlaz、ひなおをはじめ、世界レベルで十代の若手選手の活躍も目立っている。
2025年11月
ラギアが賞金2億円獲得、SWC決着
2024年4月より行われてきたSWCが遂に決着。 特に餓狼部門を優勝したラギアは、格ゲー史上最高賞金150万ドル(約2億3千万円)を獲得した。 KOF15部門では、ブラジルのLauyagamiが、アンヘル・雛子・ちづるというチーム編成で、あのXiaohaiをルーザーズ側から破り優勝するという大きなインパクトを残した。
発表から9年、カオスコードNEXT稼働開始
2016年に発表後、一時は開発中止となったが、制作は再開され、2025年遂に稼働開始を迎えた。 稼働開始後、タイムリリースで続々と新キャラクターが追加されている。
SF・餓狼コラボ
スト6には「テリー」「舞」が参戦、餓狼CotWには「ケン」「春麗」が参戦する相互コラボが実施された。
2025年12月
Riotストリーマーイベント
ライアットゲームズ公式による作品合同の大型ストリーマーイベントに、今年は早速2XKOも採用され、格ゲーマーも参戦した。
鉄拳原田、バンダイナムコ退職
鉄拳シリーズの顔として長く活躍してきたバンダイナムコの原田Pが、2025年をもって退職することを明らかにした。
トパチャリ、6000名参加
毎年多くのプレイヤーが参加する格ゲーチャリティ大会。今年はさらに増加し、エントリーは1,200チーム6,000名を越えた。
あすか最新作が稼働開始
開発中止となっていたアーケード版が、exA-Arcadiaにて28年越しに実現。 ゲームバランスの調整や、新技追加なども行われている。
ぷるるが自動実況に登場
スト6の自動実況機能に天鬼ぷるるが登場。 ゲーム内にVtuberが登場するのは、この盛り上がりを象徴するできごとの一つになりそうだ。
2026年に予定されていること
2026年内リリースの格ゲー新作(一部)
家庭用「2XKO」 <2026年1月>
現在PCのみでアーリーアクセスリリースされている2XKOにおいて、家庭用版(PS5 / XboxSX|S)が1月に登場。 世界規模大会も1月末よりスタートし、さらに盛り上がりを加速させるか。
「マーベル闘魂」 <2026年内>
2026年内予定で、ソニー(SIE)、マーベル、アーク、3社のコラボレーションによる完全新作格ゲー『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』が発売予定。 2026年最注目タイトルの一つ。
続報期待(年内かは未確認)
バーチャ完全新作 <続報期待>
2024年12月の発表から、少しずつ情報が出始めており、対戦映像も公開された。 今年は大きな情報が続くことが期待される。
SNK作品 <続報期待>
“新作の情報”なのか、単に新キャラの予告なのかも不明だが、龍虎の拳や餓狼伝説の短いアニメ映像が続けて公開されている。
EXA新作群 <続報期待>
ゲームセンター・exA-Arcadia向けの新作として多数の作品が予告されており、それぞれの続報が期待される。
競技シーン、eスポーツ
SFLJP決勝 <2026年1月>
8月から続いてきたSFLJPの日本最強チームを決める戦い。
TWT世界決勝 <2026年1月>
鉄拳8世界決勝には日本からは、チクリン、ノビが出場予定。世界決勝はスウェーデン開催予定。
SWC予選がスタート <2026年1月>
1月のFrosty Faustingsを皮切りにSWC2026の予選が開始。種目は昨年同様の餓狼CotW、KOF15、新サム、龍虎外伝。
カプコンカップ・SFLワールド <2026年3月>
日本の両国国技館で開催予定のCPT世界決勝大会。 プレミアポイントランキングの復活もあり、日本からは計13名が参戦見込みで、昨年の5名からは大きく権利獲得者を増やした。 同時にストリートファイターリーグのJP・US・EUROPE代表チームによるワールドチャンピオンシップも開催される。
大きく話題を呼んだライブ視聴料金については続報が待たれる。
VFOC決勝 <2026年3月>
バーチャファイターシリーズ初の公式世界大会が開催予定。 ファイナル出場枠10枠のうち8枠を日本勢が締めており、日本の層の厚さが窺える。
AWT決勝 <2026年3月>
現在も予選進行中のアーク世界大会。予選は1月末のFrosty Faustingsまで。世界決勝は韓国開催予定。
EVOジャパン <2026年5月>
EVOジャパン・ラスベガス共通で、新作の2XKOや、根強い人気作品のヴァンパイアセイヴァーが採用。 カルト的人気のAC北斗の拳も種目に。
EVOラスベガス <2026年6月>
今年は6月で、EVOジャパンの翌月開催となる点に注意。 EVOラスベガスではブレイブルーなどもメイン種目となっている。
EWC <2026年7月~8月>
昨年同様、スト6、鉄拳8、餓狼CotW部門が発表済み。ゲーミングチーム別のランキングに莫大な賞金が用意され、EWCきっかけによる選手のゲーミングチーム入りも進んでいる。
アジア競技大会、日本開催 <2026年9月>
アジア地域の国際総合スポーツ競技大会。 eスポーツも採用されており、格闘ゲームはストリートファイター・鉄拳・KOFの3作品で一つのメダルを争うチーム戦を予定。 日本で開催されることもあり、eスポーツ業界・ゲーム業界を越えた注目も期待される。
EVOフランス <2026年10月>
昨年に続き、欧州EVOも開催予定。
その他の話題
システム・技術
クライアントサーバー形式のオンライン対戦
2XKOではグローバルネットワークインフラを活用した「クライアントサーバー形式」のオンライン対戦を実現している。 格ゲーでは伝統的なP2P通信に比べ、サーバーを介すことでロールバック処理の偏りを緩和できるなどのメリットが存在する。 そもそものインフラを用意するハードルが高そうだが、新たなスタンダードの一つになるのか注目される。
進化するモダン操作
初心者がすぐに読み合いの楽しさに触れられるよう、ワンボタン必殺技、連打コンボ、いわゆる「モダン」操作の採用も定番化してきている。 そんな中、GBVSRでは、技のヒット状況や位置によってコンボを自動で切り替える、より強力なシステムを採用した。
家庭用ハード・PC関連
家庭用ハードに関しては、現時点で大きな予定は特になし。ただ、発売されたばかりのスイッチ2に向け、スマブラシリーズに動きがあるのかは格ゲーマーとしても注目のポイントだろう。
オフライン施設(ゲームセンター、eスポーツ練習施設等)
ゲームセンター
2025年は特にexA-Arcadiaの新作を中心に話題が続いた。 その盛り上がりが大きな波となるのかは注目して行きたい。
eスポーツ練習施設
2021年の発表からまだ情報が少ないが、eスポーツ練習施設の続報も期待したい。
ストリーマー・Vtuber
ストリーマーイベントへのスト6採用も定番化しつつあり、コミュニティ同士の交流が広がることでの相乗効果を引き続き期待したい。
格ゲーチェッカー2025年感想
2025年は昨年に引き続き、格ゲー作品情報・競技シーン情報・ストリーマーイベント情報の3つを中心に対応した一年でした。
特に競技シーンやストリーマーイベントに関しては、まだまだ扱えそうな情報が多すぎて、間に合っていないと焦りを感じるほどです。降ってくる大量の情報を手で掬おうとして、こぼれ落ちてしまっている、そんなイメージです。来年は、より多くの情報を拾えるような運営やサイト改修を進めていきたいと思っています。
年内に行ったサイト改修等:
- 配信一覧:海外枠→多言語枠へ名称変更(7/3)
- 配信一覧:一時TOP対象タイトル範囲の拡大(7/30)、公式イベント名(9/2)
- 配信一覧:ショート動画連続再生ボタン(11/10)
来年の目標はこの記事をもう数日早く公開できるように準備することです。
今年も一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
