2022年格闘ゲーム、できごとまとめ
2022年に起きた格闘ゲーム関連のできごとまとめです。
かなり駆け足で確認&選択したので、大きなものが抜けていたりするかもしれませんがご容赦ください。他にも印象的なできごと、今年楽しんだ格ゲーの思い出等があれば、是非コメント欄から教えてください。
1月
今年も大会中止系から。だが、年の後半にかけて、徐々にコロナの影響も少なくなり、オフラインイベントも増えて行った印象。
2月
前回のストリートファイターリーグは、本節2位のFAVが本節1位のG8Sを破って逆転優勝に。
KOF最新作が登場。続々とキャラクターが参戦、世界各地で公式のオンライン大会も開かれた。
ストリートファイター最新作が遂に発表。REエンジンで描かれたグラフィック、参戦キャラクターたちはもちろん、ドライブシステム、モダン・ダイナミック操作タイプ、自動実況機能、バトルハブ・ワールドツアーモード、クロス対戦対応、アーケード版決定など、この年内も多くの新情報が公開、試遊イベントやクローズドβテストも実施された。
エヌアイン最新作が発表。後に発表された制作支援のクラウドファンディングも目標額を大きく超えて成功。稼働開始時期は2023年初頭へと少し延期されている。
3月
ファントムブレイカー最新作が発売。“エクストラ”から大幅アップデートした作品。新キャラクターの「アーティファクター」と「マエストラ」も参戦した。
格ゲーメーカー担当者が集結する番組が今年も放送。発表の場としては控えめになっていたが、座談会や「お宝鑑定企画」で盛り上がった。最近気になる“格ゲーのF2P”についても語られているので、今のうちにまた見直しておきたい。
P4U2のバランス調整は長くアーケード版が先行していたが、遂に家庭用も同等のバランス調整&現行機で遊べるように。後にロールバックネットコードも実装された。
4月
カオスコード次回作は開発中止とされていたが、新たな動きあり。関西大会イベント・KGPではプレイアブル出展も行われた。
5月
6月
ヴァンパイアシリーズを中心に全10作収録。オンライン対戦時に“好きな作品を複数待ち受け”できるというコレクションならではの面白い機能も搭載された。後に、ヒットボックス表示追加等の無料アップデートも行われている。
アークシステムワークスとエイティングも携わる完全新作のアラド戦記格ゲーが登場。近年ではあまり見られないような尖った必殺技の数々も話題を呼んだ。つい先日には“強化のみのバランス調整”も実施に。
7月
DBFZの世界大会は、フランスのWawa選手が優勝。日本勢の最高順位はフェンリっち選手の3位に。Wawa選手はこのあとのEVO 2022も優勝している。
日本・サウジアラビア国家間におけるパートナーシップのプロジェクトの一部として行われたイベント。2021年に日本で、そして2022年はサウジアラビアで、格闘ゲーム含むeスポーツの対抗戦が行われた。
8月
League of Legendsを題材とした開発中の格闘ゲーム。予想はされていたものの、本当にF2P(基本プレイ無料)での登場が発表された。
EVOが3年ぶりオフラインで開催に。国内で新型コロナ感染者数が増加していたこともあり、日本勢は多くはなかったが、それでも数十名が参戦。スト5でカワノ選手、グラブルVSでgamera選手、メルブラTLでジン選手がそれぞれ優勝した。
キャラクター参戦情報はここには書き切れないが、この「ブリジット」復活は外せないだろう。本作での新たなビジュアルや、性自認という少しセンシティブな方向でも注目を集め、格ゲーコミュニティを越えて話題に。
餓狼伝説シリーズ最新作の開発が発表。現時点ではまだティザービジュアルのみが公開されている。
近年、続々と新キャラクターが発表されるなど動きが活発なスカルガールズ。日本版の担当が、本家側へ移ることが発表された。
9月
あのジョジョASBが、システムを大きく調整、新たなキャラクターも多数追加して復活。発売後も新キャラクター参戦、細かいバランス調整が行われている。
ゲーミングチームがゲームを発表という珍しいパターン。後に公開された動画によれば、スタンダードな格ゲーというよりは、スマブラ風の作品になるようだ。
鉄拳シリーズ最新作が正式に発表。グラフィックは大きく進化。おなじみのキャラクターたちに、ナンバリングには久々の「風間準」参戦も発表。詳細はまだだが、攻めを促す「ヒート」と呼ばれる新システムがカギとなるようだ。
ブレイブルーの生みの親・森氏がアークシステムワークスを退職。今後シリーズがどうなって行くのかが気になる。
10月
11月
12月
世界決勝イベントを前に、突然の中止発表。SWTと任天堂のやり取りに行き違いがあったのか、両者のコメントが現時点では平行線のまま。
恋姫演武に1年以上ぶりの動きあり。この先の正式発表を待ちたい。
根強い人気のアーケード格闘ゲーム・ランブルフィッシュが、遂に家庭用初移植に。
その他
有名プレイヤーの所属チーム契約解除、という残念なニュースも続いた年。2月に鉄拳のたぬかな選手が自身の発言が原因で、10月に同じく鉄拳のトッププレイヤー・弦選手が詳細未発表のまま、それぞれ所属チームの契約解除、活動休止状態となっている。
格ゲーチェッカーから見た2022年
今年は『スト6』、『鉄拳8』、『餓狼伝説』(名称未発表)と、大きなタイトルの発表が続きました。全体的には、ロールバックネットコードの対応がさらに進み、何らかの緩和があったのか、ライバル機種間を含む「クロスプラットフォーム対戦」の話も一気に出てきた気がします。競技シーンでは、オフラインEVOも久しぶりに行われ、コロナ明けの兆しも見えてきました。
配信チェッカーサイト運営としては、年の前半に、ミルダムからツイッチ・YouTubeへ大移動があったのが大きなできごとに。掲載判断については、一時自由移動ルールの継続と、掲載先目安表の公開など行い、今年は特に大きな意見をもらうこともなかったように思います。
サイト機能としては、ゲーム別フィルタボタンや、視聴者増配信・新規配信のアイコン表示、ボツになった視聴ページ、など作成しました。ほかにも、新たに対応したものはコメント欄問い合わせページの上部にだいたいまとまっていますのでご参照ください。
プレイヤーとしては、昨年に回線を直してからというものモチベが高い状態のままに。成果を公開できたものだけでも、スマブラ、Fight of Steel、ヴァンパイアセイヴァーなんかを楽しく触りました。
今年も一年ありがとうございました。良いお年をお迎えください。